この記事は何?
「あいまい言葉」をまとめたもの。
あいまい言葉とは?
自分が独自に定義した単語で、「意味が何通りにも取れる・意味が曖昧で何を言っているのかわからない」となりがちな言葉を指す。
ビジネス上であいまい言葉を使うときには注意が必要で、避けたほうが無難。
なぜ注意が必要?
文章を書いたり話したりするときには、相手に何かを伝える状況であるはず(=コミュニケーション)。 自分の言いたいことを相手に正しく伝えるためには、自分の認識と相手の認識を揃えることが必要不可欠。
例として、アメリカ人に日本語で話しかけても理解できない(ことが多い)。 これは、言語知識が自分と相手で違うから。 言語知識を揃えるために、英語で話しかける必要がある(=認識が揃った状態)。 こういったことが単語・文章レベルで発生することが結構ある。
じゃあどうすればいいの?
状況によって変わるが、以下で解決することが多い。
- 具体的にする
- 5W1H 等
- 説明を付加する
- (指示語などは)それが指している単語に置き換える
- 単語の意味を検索する
- 「認識」という言葉の意味を説明できるか
- 時間をおいて読み直す
- 一晩経つと少しだけ忘れられるので、他人に近づける
前提
おことわり
これらの言葉を絶対に使ってはいけない、というわけではない。 使ってもいいし、むしろ使った方がいい状況もある。 例として、内部向けの用語と外部向けの用語を使い分けると、内部ではスムーズに連携できることがある。
状況の想定
この記事では「仕事において、他のメンバーにタスクについて質問している状況や、情報を共有するためにドキュメントを書いている状況」を想定する。
文脈によってはこれらの言葉を使っても問題ないことがあるので、特定の状況に特化して記載する。 似ていても当てはまらないこともあるし、他の状況でも同様なことがあると思う。
本編
先に逃げ道を塞いでおくと、類義語・同義語に置き換えても言いたいことが伝わらないという問題は解決しない(分からない→不明 など)。
- 分からない
- 難しい
- 問題(が発生)
- バグ
- エラー
- これ・この〜
- それ
- 〜の件
- 対応
- 正しく
- 適切
- 〜という動作
- 状態
- 業務(タスク)
- 上記・下記
- 以前の〜
- うまく動かない・表示が崩れる
- (問い合わせにおける)弊社・社内
- (問い合わせにおける)ユーザー
- 温度感
他
個別の言葉じゃなくて、こういうジャンルは気をつけてね、というもの。
- 多義語
- 業界用語
- GTM、ARP、完全に理解した