ReactがMITライセンスになりました
9/26にReactのv16.0がリリースされ、MITにリライセンスされました。 以前のような追加の文面もなく、正式なOSSとして使用できます。
ただし今回の件で、大きな企業が作っている≒安心して使用できるOSSでも、 開発が止まるという面だけではなくて、ライセンスの問題で使用できないという場合があることを再認識しました。 よりOSSの選定に気を向ける必要がありそうです。
具体的なOSS選定方針
基本的には大企業が作っているOSSなら安心ですが、 ただ単に「大企業が作っているから安心」とだけ言える状態じゃなくなったのは事実。
今後どんな基準で選んだらいいのか考えてみました。 ※あくまで個人的な素人基準です。
- 大きな非営利団体
- ライセンス問題が少なそう&開発停止になることがなさそう。
- e.g. Apache Software Foundation
- ライセンス問題が少なそう&開発停止になることがなさそう。
- 大きな企業(ただしFacebookを除く)
- 少なくとも開発がストップすることはないため。ライセンスに関して縛りがあれば、3以降のOSSを優先してもいいかも。
- e.g. Google, Microsoft
- 少なくとも開発がストップすることはないため。ライセンスに関して縛りがあれば、3以降のOSSを優先してもいいかも。
- 枯れている
- みんな大好きしおしおになったライブラリ。
- e.g. ぱっと出てこないけど、変更の必要がないくらい小さなライブラリとかはここに当てはまる?
- みんな大好きしおしおになったライブラリ。
- みんな使っているもの
- 需要があれば誰かが直してくれる。ただし、日本人だけが使っているようなものは基本的にNG
- 自分で作ったもの
- いざとなれば直せる。(直すとは言っていない。)
まとめ
上記はあくまで個人的な感想ですし、むしろフォークして自分(達)でメンテしていく覚悟があるのであれば、どんなOSSを使っても大丈夫かと思われまーす。