ひびのログ

日々ではないけどログを出力していくブログ

ものごとのみかた

謎ポエムの日。

この世界のすべてのものごとをみるときに、自分がどのように捉えているのかを言語化する。 自分の認識をそのまま文章にするので、かなり分かりづらいと思う。

一年以上から整理できないかを考えていて、結局整理できなかったので、諦めて出してみる。

「ものごと」がある

対象となる「ものごと」がある。 それは具体的な物かもしれないし、事象かもしれないし、概念かもしれない。 名前のついていないものかもしれない。

とりあえず、それはある。

「ものごと」には階層(レベル・レイヤー・抽象度)がある

「ものごと」は、いくつかの階層に分かれているうちの 1 階層に存在するものである。 具体的には、「継承」「集約」の関係がある。 詳しくはオブジェクト指向の説明でも読んだらいいと思う。

こういうときは「車」が例に出されやすい。 「車」は「乗り物」である(継承)。 ちなみに「乗り物」には他に「飛行機」「電車」などがある。 「車」はいろんなパーツが組み合わさっている(集約)。 「シャーシ」「ハンドル」「エンジン」など。

「乗り物」を「車」「飛行機」「電車」が継承し、「車」は「シャーシ」「ハンドル」「エンジン」に分解できる。

「ものごと」は世界(観点)にいる

継承とか集約とかは、どういう世界にいるかで変わってくる。 「物理的なパーツ」という世界にいるとき、「車」は前述の通り「シャーシ」「ハンドル」「エンジン」などに分解できる(集約)。

そしてさらに細かく分解できるはず。 だけど、「車」は「乗り物」の「物理的なパーツ」ではない。 あまりいい例えではないが、強いて言えば「町」の「物理的なパーツ」だろうか。

逆に「種類」という世界にいるとき、「車」は「乗り物」の一種(継承)。 「乗り物」は「移動手段」や「道具」の一種と考えられる。 「車」は「乗用車」「バス」「トラック」とかに分類できる。


ここまでで「ものごと」がどのように分類できるか見てきた。 ここから、それを見る視点についても考える。

視点にも階層や世界がある

「種類」という世界で「バス」を見るとき、「乗り物」として見るか「移動手段」として見るかで、感じ方は違ってくる。 「乗り物」として見ると、(乗用車に比べて)人がたくさん入るとか、公共の乗り物とか。 「移動手段」として見ると、(電車と比べて)人があまり入らないとか、それほど早くないとか。 というのが階層。

そもそも「視点」も「ものごと」の一種だからそれはそう。

階層や世界が違うと話が通じなくなる

階層が違うだけなら、話が通じないわけではないことが多いが噛み合わない。 『バスは人がたくさん入るだろ』『いやそれほど入らないよ』みたいなイメージ。

一方、世界が違うと話がまったく通じない。 「パーツ」という世界で見ている人と「種類」という世界で見ている人を例に出す。 『「車」は物理的に分解できるよね』と話しているのに、『「車」は「乗り物」だろ!』と言われても『いやそうじゃない』となる。 ちなみに、世界の中に階層があるので、世界が違うと階層をあわせるもなにもなくなる。

だから、話すときはちゃんと世界と階層を合わせる必要がある。そしてそもそもの話題も。

まとめ

そもそもの話がまとまってないからまとめも何もないけど。

  • 「ものごと」には階層がある
  • 「ものごと」は世界に属している
  • 階層には継承と集約の二種類がある
  • ある世界では階層の種類はどちらかに統一される(と思われる)
  • 視点も世界に属して階層がある(視点も「ものごと」の一種)